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新生!毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんな宮武嶺のエブリワンブログです!

自白採取の録画が決定的証拠になった栃木女児殺害事件。自白偏重はえん罪の温床。危うい裁判員裁判。

  判決後行われた裁判員の方々の記者会見、特に、録音・録画について、ある裁判員が「決定的な証拠がなかったが、録音・録画で判断が決まった」と話したという文字が目に飛び込んできて、目がくらむというか、目の前が真っ暗になりました。 決定的な証拠がなかったら有罪にしたらダメでしょう。 判決は客観的証拠は状況証拠しかなく、しかも「被告が犯人でなければ合理的に説明できない事実は含まれていない」と指摘し、客...
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薬物依存症の清原和博容疑者に、治療ではなく「一発実刑判決」での更生を求める郷原信郎氏は間違っている。

  検事をやめて弁護士になった人のことを、やや揶揄を含めてヤメ検弁護士と言ったりするのですが、郷原信郎氏はヤメ検の中でも立派なヤメ検。 たとえば、甘利元経済再生相の事件についても、早くからあっせん利得罪の成立の可能性を指摘され、URなどへの強制捜査を主張されています。甘利明大臣の疑惑を告発した人を山東昭子派閥会長が「ゲスの極み」「喧嘩両成敗」。そして事業者行方不明。 維新の党とおおさか維新の会...
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人権擁護を目的とする日本弁護士連合会が、盗聴や司法取引を含む法律「改正」に賛成するようでいいのか!?

2015年4月22日に衆議院第二議員会館で開催された「問題だらけの『刑事訴訟法改正案』 なぜ冤罪被害者は、反対するのか」シンポジウム。   日本弁護士連合会の村越進会長の「2015年を振り返る」というインタビューが昨年2015年12月に、弁護士ドットコムニュースにより行われました。 村越先生は、長い弁護士生活の中でも、非常に憲法を大事にされてきた方だということで、2年前の選挙の時にはわたくしも推...
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元オウム信者菊地直子さんに東京高裁逆転無罪判決。一審の裁判員は刑事裁判の基礎がわかっていたのか?

  オウム真理教のどんな犯罪にどう関与したという容疑で指名手配をされているのかも知らぬまま、10年以上も駅や警察に張られている菊地さんらの手配写真を眺めつづけてきました。 正直、法律家の私でさえ、菊地さんと呼ぶことに抵抗があるくらいです。 あらためて、オウムによる犯罪の被害者の方々のご冥福と、ご遺族や生き残られた被害者の方々のお幸せをお祈り申し上げます。これだけ予断と偏見を持たされていたら、一般...
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自民党がパリのテロに便乗して憲法違反の「共謀罪」新設をまた言い出す。これぞ火事場泥棒、便乗商法だ。

  いま、ちょうど、私がいつもこのブログの読者として想定している人から電話がかかってきたので、「今、共謀罪のブログ書いてるんだあ」というと、「キョウボウザイって、どんな字を書く?凶暴罪?強忘罪??」と聞かれたので、すっかり書く気をなくしそうになっているのですが(笑)。 凶暴なのはともかく、強く忘れてなぜ罪になる!? 気を取り直して。 今回のフランスでのテロを受けて、自民党内ではいわゆる「共謀罪」...
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「刑訴法改正、捜査当局に新たな武器 冤罪防止へ一歩前進 」(日経)←実は司法取引はえん罪の温床!

  取り調べの録音や録画など「可視化」を義務付ける、通信傍受=盗聴を拡大する、司法取引を導入するなどの刑事訴訟法「改正」案を巡り、与党と民主党、維新の党は、政府案を一部修正することで合意しました。 本日、2015年8月5日の衆議院の委員会で可決される見通しです。 与野党の修正合意では、メールや電話などの傍受=盗聴で、政府案で不要としていた通信事業者など第三者の立ち会いについて、事件と関係しない...
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弁護士森川文人「捜査機関による録音・録画は、取り調べの『可視化』ではない。」

 うちからもリンクさせてもらっている「御苑の弁護士森川文人のブログ」の筆者、森川文人弁護士の登場です! 私とは司法研修所同期の親友。 あれ以来、実にぶれることなく生きている、私の羅針盤のような弁護士です。 とくに、刑事事件に関しては造詣が深く、99・9パーセント有罪=1000件に1件しか無罪が取れない、暗黒司法と言われる日本の刑事裁判で、すでに一人で4件も無罪判決を勝ち取っている!という豪の者です...
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刑事司法「改革」1 毒まんじゅうを丸呑みした日本弁護士連合会は、あの上西小百合議員より劣っている。

弁護士魂土屋公献 (著)現代人文社学徒出陣、そして敗戦…。激動期から今日まで、弱者の立場から社会正義の実現に邁進してきたザ・弁護士土屋公献先生(私が東京弁護士会にいたころの日弁連会長)が、その半生と弁護士活動を語る。扉の裏に掲げられた短歌「余生をばどう生きようと勝手なり ならば平和へ生命捧げん」   今の国会には安倍政権ならではの問題法案が続々と提出されています。 うちのブログで...
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刑事司法関連法案の通信傍受法=盗聴法拡大、司法取引はもちろん、中途半端な取調べ可視化にも反対する。

冤罪を生まない刑事司法へ (GENJINブックレット)水谷 規男 (編集), 現代人文社編集部 (編集)現代人文社志布志事件、氷見事件、足利事件、郵便不正事件、布川事件…2000年代に相次いだ、再審無罪事件の数々は、「冤罪を生まない」刑事司法改革という大きな課題を突き付けた。社会の関心の高まりの一方で、改革のために作られた法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」では、取調べの可視化をはじめとする数々の改革項目...
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袴田事件再審決定 逮捕から48年 死刑台からの生還なるか

袴田事件で再審を認める決定が出され、喜びを語る袴田巌元被告の姉秀子さんと西嶋勝彦弁護団長(左から2人目)ら=27日午前、静岡地裁前▼袴田事件 1966年6月30日未明、静岡県清水市(現静岡市)のみ そ製造会社専務宅が全焼し、一家4人の他殺体が見つかった。県警は同年8月、従業員の袴田巌元被告を強盗殺人容疑などで逮捕。袴田元被告は公判で無罪を主 張したが、静岡地裁は68年に死刑を言い渡し、80年に確定した。第1次再審請...
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裁判員裁判ってなにかいいことあったんだろうか 長期間の事件は裁判官だけで判断とは

裁判員制度 刑事裁判への市民感覚反映を目的に、有権者から無作為に選ばれた裁判員と裁判官が共同で審理する制度。2009年5月に始まった。最高刑が死刑または無 期懲役か、故意に被害者を死亡させた事件が対象で、有罪か無罪かだけでなく量刑も判断する。構成は裁判員6人と裁判官3人が原則。法令解釈などを除き、裁 判員は裁判官と同じ権限を持ち、被告や証人に質問できる。裁判員法の付則は「施行から3年経過後に必要な措...
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死刑廃止をあきらめない

2011年に死刑を執行した国の分布と数を表した地図です。アメリカ以外は、中国の千件単位の執行数の他、北朝鮮の数十人、イランの少なくとも360人など、特定の全体主義国・独裁国約20か国で、集中的に死刑が行われている実態が分かります。この年だけは日本列島も真っ白だったのに。アムネスティ・インターナショナル死刑をめぐる世界の状況 (2012年10月31日現在)より   2013年2月21日、日本で3人の死刑囚に死...
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PC遠隔操作なりすましウィルス事件 容疑者逮捕 えん罪事件がさらに起こらないよう厳重な監視を!

 (否認すると身柄拘束期間が長くなると脅して自白を取った捜査機関)   ウイルス感染したパソコンから犯行予告が送信された、いわゆるPC遠隔操作事件で、警視庁と神奈川、三重、大阪各府県警の合同捜査本部は2013年2月10日、インターネットの掲示板に襲撃予告を書き込んだとして、威力業務妨害の疑いで東京都江東区の会社員(30)を逮捕したということです。 しかし、同容疑者は「全く事実ではありません」と...
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東電OL殺害事件 マイナリさん再審無罪確定 戦後8件目の死刑台・無期懲役からの生還

(釈放され、故郷ネパールでお母さんに迎えられたマイナリさん)   1997年(平成9年)に東京電力の女性社員が殺害された事件の再審裁判で、かつて逆転有罪判決を下した東京高等裁判所は「女性を殺害した犯人はDNA鑑定で新たに明らかになった別の男である可能性が高い」と指摘し、2012年11月17日ネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさんに無罪を言い渡しました。 再審請求と再審の過程で、被害者...
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PC遠隔操作事件 家裁の異例の保護観察取り消し処分にあたり、お父さんがコメントを発表されました

(父と息子の愛を描いた名作映画「チャンプ」より)   他人のパソコンにウィルスを送り込み、遠隔操作で自由に脅迫状を送ってしまうという犯罪が多数起こった事件で、横浜市のホームページに市内の小学校への襲撃予告を書き込んだなどとして逮捕され、保護観察処分となった、19歳の男子大学生の方について、神奈川県警と横浜地検は、この大学生の方やご家族に謝罪し、地検がこれまでに明らかになった証拠を静岡家庭裁...
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PC遠隔操作なりすましウィルス事件は自白強要による冤罪が問題だ

  他人のパソコンをウィルスに感染させて、そこから遠隔操作で自由自在に脅迫メールを送ることができる。被害者を恐怖に陥れ、さらに他人を犯罪の「犯人」に仕立て上げる最低の犯罪です。 このPC遠隔操作ウイルス事件に絡み、TBSと東京都内の弁護士に送り付けられた「犯行声明」メールの中に、「真犯人」だけが知りうる情報が含まれていたそうです。 TBSなどに「犯行声明」が送られたのは2012年10月9日と1...
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東電OL殺害事件 再審前にさらに無罪ダメ押しの新証拠 なぜ証拠隠蔽と冤罪事件は起こったのか

再審開始決定+執行停止決定で釈放され、ネパールの実家に戻れたマイナリさん  1997年(平成9年)に、東京電力の39歳の女性社員が殺害された事件で、東京高等裁判所は、2012年6月、無期懲役が確定していたネパール人の男性ゴビンダ・プラサド・マイナリさん(45)の再審=裁判のやり直しを認める決定を出し、10月29日からやり直しの裁判が開かれることになっています。 ところが、弁護団によりますと、検...
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小沢一郎氏・陸山会事件は不起訴にすべき事件だった。検察審査会の強制起訴は人民裁判であってはならない

最近、小沢一郎氏をこれでもかこれでもかと批判する小沢一郎民主党元代表 湾岸戦争・小選挙区制・TPP・陸山会事件 政界にいる価値も資格もないという記事を書いたので、小沢氏の政治責任についてはちゃんと書いて義理を果たした(笑)と言うことで、今度は、小沢氏の刑事責任のそもそも論について書きたいと思います。以下は、小沢氏弁護ではなく、あくまで検察批判と検察審査会制度への疑問であることをあらかじめお断りして...
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東電OL殺人事件 検察が証拠隠滅 別人の唾液・皮膚片を証拠開示せず DNA鑑定へ 

郵政不正事件での検察の証拠ねつ造と証拠隠滅以降、検察改革の必要性が叫ばれているのですが、とても特捜部の改廃くらいでは、もう腐ったといってもいい検察を立ち直らせることは出来ないようです。東京電力女性社員殺害事件で無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者の再審請求審で、捜査当局が事件当時、女性の胸からマイナリ受刑者とは異なる血液型がO型の唾液を検出しながら、弁護側に証拠開示し...
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東電OL殺人事件 検察「ただちに再審事由にならず」 DNA再鑑定で別の男性の体液・体毛 当然再審!

東電という大会社に勤務する女性のプライベートが何かと話題になった事件ですが、法律的には、強盗殺人容疑なのに、不法滞在で逮捕するのが典型的な別件逮捕で、これだけでも憲法違反である大変なえん罪事件でした。DNA鑑定のミスでえん罪に巻き込まれた事件としては足利事件が記憶に新しいのですが、今回は、女性の体内から採取された精液のDNA型と、殺害現場から採取された受刑者とは別の男性の体毛のDNA型が一致したこと...
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取り調べ全面可視化は絶対必要!小沢裁判で調書一部不採用 佐賀国賠で検事の接見交通権侵害で弁護士勝訴 

 佐賀国賠訴訟。被疑者と弁護士の接見(面会のことです)の内容を、検事が取調で聞くなんて、ちょっと考えられないのですが、検察庁も本当にガタがきているというか、常識が通用しなくなっているというか。。。。ロースクール入試予想問題でも出題したのですが、最近、検事や警察の接見妨害が続いています。捜査において非常に弱い立場に置かれる被疑者が弁護人に依頼する権利は憲法上保障された基本的人権です。黙秘権と並ぶ...
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上司 被告人本人 部下 業者全員否定 郵便不正事件

図表は朝日新聞作成 今までたくさんのえん罪事件がありましたが、ここまで検察が恥をさらすことも珍しいんじゃあないでしょうか。  何も証拠等関係書類を見ていない私でも当初からおかしいと感じたくらいですから、検察の捜査能力の低下は目を覆わんばかりです。  小沢一郎に対する追及もあれだけ捜索差し押さえをして嫌疑不十分の不起訴ですから、ただいじめたかっただけなのかと思ってしまいます。  郵便不正事件の村木...
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鳥取強盗殺人事件 裁判員選任はじまる 我々に死刑判決が書けますか

写真 裁判員裁判の選任手続きを前に、鳥取地裁を訪れた裁判員候補者の市民=22日午後、鳥取市、新井義顕撮影 朝日新聞  市民に死刑判決を書かせるのは酷だから裁判員制度に反対という人もいますが、私はそれは制度を否定する理由にはならないと思っています。裁判官だって平気で欠ける人はいないはずです。死刑制度を存続させる以上は誰かが書いて言い渡さなければいけないのです。  この事件はお二人の方が亡くなってい...
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取調べ可視化の重要性 大阪地裁で放火被告事件 無罪判決

 この事件でも被疑者は自白していたのですが、その様子を大阪府警がDVDに録画していて、自白の信用性がないという決定的な証拠となったのですね。 被告人の部屋も危なかったこと、被告人が下着と裸足で逃げていることなど、客観的証拠もよく検討されています。 被告人が過去に火をつけようとしたことは被告人にとって極めて不利な証拠ですが、だからこそ、大阪府警に被疑者として目を付けられ、自白まで誘導されたともいえま...
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郵便不正事件 「村木元局長は冤罪」 前任係長「指示」否定 

 予想とおり、完全に検察のシナリオが崩れ、無罪判決に一直線という感じですね。  この事件の弁護人たち、もう楽しくて楽しくてしかたがないってところではないでしょうか。捜査・公判担当の各検事は泣きたいでしょうね。  なぜにこんなにずさんな捜査で検察が頑張ったのかが不思議です。  札幌地検は民主党のアキレス腱、日教組との癒着に踏み込んだようですが、小沢問題のせいでどうしても「政治的捜査」という色眼鏡で見...
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裁判員裁判 検察大満足

裁判員裁判の被告3分の1が控訴 多くは量刑不服 2010/02/06 【共同通信】  裁判員裁判で審理された被告の約3分の1が判決を不服として控訴していることが6日、共同通信の集計で分かった。被告のほとんどは起訴内容を認めていたため、控訴理由は量刑不当が多いとみられる。控訴の割合は裁判官だけの裁判とほぼ同じで、市民参加の判断だからと言って納得する被告は少ないようだ。  今後は起訴内容を争う被告が多くなる見通し...
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横浜事件 えん罪確定 横浜地裁 

 横浜事件とは戦前の治安維持法違反事件です。  治安維持法というのは大日本帝国憲法下の悪名高い法律で、共産主義、社会主義から無産主義者や自由主義者まで、思想・良心の自由を侵害し、表現の自由を侵害する法律でした。  その担い手が特高といわれる、今の公安警察です。拷問はあたりまえ、獄中で亡くなった方も多数おられます。  横浜事件は特高の拷問により雑誌関係者らが虚偽自白をさせられたえん罪事件なのですが、...
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おいおい 検察庁がメモ廃棄 郵便不正事件

大阪地検、供述メモ廃棄…郵便不正事件 2月2日 読売新聞  郵便不正事件に絡み、有印虚偽公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の裁判で、大阪地検特捜部が関係者の供述内容などを記した取り調べのメモを廃棄していたことがわかった。  村木被告の弁護人が明らかにした。捜査段階で作成されたメモは、最高裁が「開示対象の公文書」との判断を示している。弁護側は同被告が事件に関与したと...
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無罪の香りが濃厚 村木元厚生労働省局長

写真は、初公判を終え、会見に応じる元厚労省局長の村木厚子被告人=27日午後4時10分、大阪市北区の大阪地裁(鳥越瑞絵撮影) 【郵便不正事件】「私は無罪です」村木被告、毅然と語る 産経新聞 2010.1.27 「私は無罪です」。村木被告は罪状認否でこう口火を切ると、「国民から信頼を得られるよう仕事してきた。国会議員に依頼されても、法に反することを引き受けることはあり得ません」と、毅然(きぜん)とした口調で書...
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明石歩道橋事故 検察審査会 起訴議決

 市民から選ばれた11人の検察審査会が8人以上の多数で2回起訴相当決議を上げれば、自動的に起訴となる。  司法改革の中で数少ない良い改革だと私は思っています。  これまでは検察官の起訴独占主義、起訴便宜主義といって、検察官だけが起訴、不起訴を決めることが出来るという刑事訴訟法の原則が貫かれていたのですが、刑事裁判の入り口のところで市民参加が認められたわけです。  およそ刑事裁判の負担を受ける刑事被...
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