FC2ブログ

Everyone says I love you !

新生!毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんな宮武嶺のエブリワンブログです!

立憲主義の大切さ。「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」 ラディカルとリベラルの対話6

0   0


国家権力は国民に信託されて成立する。法律は国家が国民に義務を課すものだが、憲法はその上にあって、国民が国家に義務を課しそれを制限するものだ。


 


 


 森川君はこう書きました。


『「立憲主義」でも、「民主主義」でも、心に響く「ロジック」は利用し、使っていきたいと思ってはいます。』


『私が守りたいのは、自分の家族と仲間です。そして、仲間は世界中にいます。そのために、民主主義でも憲法でも利用する、ということです。時には暴力と呼ばれる有形力だって必要かもしれません。』


何を守るために、誰と闘うのか 資本主義の時代のラディカルな対決点。ラディカルとリベラルの対話5




 私の場合は、生まれた国の憲法がたまたま日本国憲法と言うとても素敵な憲法だったので、もう生き方にまで憲法が影響をしてきているので、憲法はただの道具だという発想は新鮮でした。


 同じ法律家がそういうこと言うんだと(笑)。


 さて、近代立憲主義に基づく憲法は、憲法で国家権力の手を縛り、権力の濫用を防いで、もって国民の自由と人権を保障することを目的としています。


 そして、ドイツ憲法などの例外を除いて、多くの立憲主義憲法では価値相対主義を取っており、価値観の押し付けを国民に対してしないのと同時に、どんな思想の政府であっても憲法で手を縛られることになっています。


 国家権力は国民が信託して委ねて形成されるべきものですが、それでも


「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」


という格言は歴史的に証明された動かしがたい事実だからです。



国民が憲法を制定して国家権力を制限し、その濫用を防いで、国民の基本的人権を侵害しないようにするのが立憲主義。


 


 


 森川君はこうも書いています。


『私は、階級闘争により、99%による、99%のための社会を作りたいと考えているのであって、1%側に支配され続けたいわけではありません。そして、私が守りたいものを守るためには、1%現在、合法化して独占している富や暴力を奪還(もしくは分配?とりわける?シェア?)する必要があるとも思っています。


 しかし、「99%の人々」による政府ができても、その権力もまた必ず腐敗します。


「99%による99%のための政府ができたのだ」


と仮に時の政権が名乗っても、その権力もまた憲法に縛られ、憲法に違反する法律を作れば無効となり、行政行為もまた無効とされるのが立憲主義憲法です。


 安倍政権もまた選挙で圧倒的多数を得たのだとして暴政をふるっていますが、そこに歯止めをかけているのが憲法なのです。憲法9条の枠で窮屈そうに悶えている安倍政権の姿こそが、まだ立憲主義が機能している証拠と言えます。


 立憲主義とは、人々の命と暮らしを守るための安全弁なのです。









 もう一度言いますが、権力は必ず腐敗し、権力は必ず国民の権利を侵害します。


 ですから、私はどういう政党がどんな理念で権力を握っても、常にその権力を監視し、批判し続けます。


 それが自民党だろうが民主党だろうが共産党だろうが新左翼だろうが、全く変わりはありません。


 まさに、それが、日本国憲法のとる価値相対主義です。どの政権に対しても価値中立的に、憲法違反があれば批判し、憲法が保障する基本的人権の侵害を許しません。


 たとえ、それが「1%」の人々の権利であっても、それを「99%」の権力が侵害するときは、私は断固として守ります。


 それが私のリベラリズムです。


 


 


関連記事


森川文人弁護士 どの「戦争」に反対するのか? ラディカルとリベラルの対話シリーズ1


「専守防衛」が怖い・・・警官の仕事に思う ラディカルとリベラルの対話シリーズ2


戦争法案阻止のため、「集団的自衛権の行使反対」の一点で集まろう。ラディカルとリベラルの対話シリーズ3


今、大事なこと  ラディカルとリベラルの対話4


 


 


また、99%側だからだと言って暴力が肯定されるわけではない。


よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!


人気ブログランキングへ人気ブログランキング


ブログランキング・にほんブログ村へほんブログ村


Amazon タイムセール商品




 















はじめての憲法教室 立憲主義の基本から考える (集英社新書)
水島朝穂 著
集英社

憲法は本来、国家権力の暴走を縛るためのものである。だから、改憲には厳格な「作法」、ルールが存在する。
憲法学者・水島朝穂が、立憲主義の本質から解き明かす"憲法論"の決定版!


 















「立憲主義の破壊」に抗う
川口創 著
新日本出版社

安倍政権が前のめりに進める「解釈改憲」による「集団的自衛権行使」の容認。イラク派兵差止訴訟の名古屋高裁違憲判決を勝ちとった弁護団事務局長の著者が、ズバリ問題の核心をつくと同時に、安倍政権の願望が描かれた見取り図ともいえる「国家安全保障基本法」を徹底批判。政権のねらいを見定め、反撃の輪を広げるのに速効役立つ書。

















憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)
長谷部恭男 著
筑摩書房

日本国憲法第九条を改正すべきか否か、決断を迫られる時代が近づきつつある。しかし、立憲主義、つまり、そもそも何のための憲法かを問う視点が見落とされてきた。その核心にある問いにたちかえり、憲法と平和の関係を根底からとらえなおす。情緒論に陥りがちなこの難問を冷静に考え抜くための手がかりを鮮やかに示す。kindle版。

















憲法主義:条文には書かれていない本質
内山奈月・南野森 著
PHP研究所

もしも国民的アイドルが、日本国憲法を本気で学んだら……。 
日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生(当時)アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました! 

関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://raymiyatake.jp/tb.php/2579-409518fd
該当の記事は見つかりませんでした。