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新生!毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんな宮武嶺のエブリワンブログです!

「サッカーはもうできないと言われた時、頭が真っ白で夢じゃないかと思った」

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かける言葉がないじゃないですか。



塚本泰史(つかもと・たいし) 
 埼玉・浦和東高から駒大へ進み、4年時の07年に関東大学リーグ1部でアシスト王とベストイレブン。08年にJ1大宮に入団し、主にサイドバックとして昨季までの2年間でリーグ戦通算27試合に出場して2得点。177センチ、68キロ。24歳。埼玉県出身。


日刊スポーツ 2月27日

 右大腿(だいたい)骨に悪性の腫瘍(しゅよう)が見つかったことを公表した。3月中に腫瘍のある骨を切断し人工骨を入れる手術を行う。現役続行は困難とみられ、会見では「つらい闘病生活やリハビリが待っていると思うが、同じがんで闘う人たちに勇気を与えたい」と気丈に話した。大宮の渡部誠吾社長は塚本を「チームの一員」として登録から外さないと明言。張外龍監督「塚本が勇気ある決断をしたのだから、われわれも勇気を与えないといけない」とチームで塚本を支えていく姿勢を見せた。


 俺は思うんだけど、病気は天災で、その人のせいでないのに、突然降り掛ってくる。
 人生、順風満帆できた人にはわからないだろうけど、いつかは誰もが病気になり、老い、死ぬのだ。
 それが人生を賭けた生き甲斐、存在価値を台無しにするような病気で、24歳で突然発病したら、どう受け止めたらいいんだ。


 俺の悩みなんて、ほんま、小さいよな。

 サッカーの神様はかくも非情か。

 いや、神様なんていない。


塚本泰史選手
「本日はお忙しい中お集り頂き、ありがとうございます。
まずはじめに、ファン、サポータのみなさま、クラブ関係者のみなさま、メディアのみなさまにご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫びしたいと思います。

今年初めの、メディカルチェックで膝が痛いことを伝え、MRIを撮ったところ、右大たい骨に黒く塗りつぶされたようなものが見つかり、すぐに都内の病院を紹介してもらって検査を受けました。
1月14日に入院をして15日に生検手術を受け、骨の中の検査をしたところ、骨肉種という診断を受けました。

医師に、この病気を治すには悪い部分を切り取って、人工骨にするしか方法はないと言われ、サッカーはもうできないと言われました。
本当にそれを言われた時には頭が真っ白になって、夢じゃないかって信じられない気持ちでいっぱいでした。
でも、本当にそこで立ち止まっているわけにはいかないので、手術をしなくて良い方法がどこかにあるのではないかと思って、1〜2月中、全国のいろんな病院を回ったのですが、どこの病院も同じような診断でした。命に関わる問題だから、人工骨にするのが最善の方法なんじゃないかと言われました。
この病気になって、人の優しさとか温かさとか、本当に改めて知ることができて、家族もいつも忙しいのに付き添ってくれて、兄ちゃんや姉ちゃんもオレたちが付いているから大丈夫だって励ましてくれて。チームの関係者も、本当に心配してくれて親身になって考えてくれて、このような会見も開いてくれて、本当に感謝しています。人はひとりじゃ生きていけないって、みんなに支えられて生きているんだって本当に強く思いました。
これから、手術をして、辛い闘病生活やリハビリとか待っていると思いますが、同じ病気の人たちや同じガンなどで戦う人たちに、少しでも勇気を与えられるように、そしてチームのみんなにも遠くで頑張っている仲間がいるんだって忘れないでほしいです。そして、みんなからは頑張っている姿や最高の笑顔を見せてもらって、僕に勇気を与えてもらいたいと思います。本日はありがとうございました」

●池田浩夫チームドクター(川口総合病院整形外科部長):
「塚本選手の病状、経緯についてご説明します。
診断は、右大たい骨骨肉腫です。骨肉腫というのは骨に原発するガンです。骨肉腫と言っても色々なタイプがあって、悪性度の高いものから低いものまであり、塚本選手の場合は悪性度の低いタイプという診断を受けています。ただ肉腫はガンなので、悪性度が低くてもガンに変わりはありません。きちんと治療しないと生命を脅かす病気です。
ここまでの経緯をご説明します。1月3日に塚本選手が母校の初蹴りに参加して、その時に右ひざが痛いと感じたようです。翌4日に2010年度の選手登録のためのメディカルチェックがあり、塚本選手が私の病院を訪れました。通常の検査をし、他に心配はないかと聞いたところ、右ひざが痛いと訴えました。半月板かなと思い、MRIを撮ったら腫瘍を見つけました。大たい骨のヒザに近いところです。骨軟部腫瘍です。腫瘍専門の先生に写真も送って見ていただいたところ、1回受診しに来てほしいということで、7日に都内の病院を受診しました。その結果、腫瘍(骨肉種)か骨髄炎のどちらかと言われました。いずれにしても、切開生検((病理診断の手術)をして確定しなくてはいけないと言われ、15日に切開生検つまり腫瘍を取り出すことをしました。
迅速検査の結果、「骨髄炎ではなさそうだ。恐らく腫瘍で悪性だろう」と伝えられています。それは病理の判断なのですが、たくさんの骨軟部腫瘍専門の先生の意見をうかがったのは22日で、その先生たちの診断で骨肉腫という診断がつきました。23日に本人、ご家族に診断を伝えています。その後、治療方針についての説明がなされて、専門の先生のご意見では切除して、大たい骨の骨がなくなるので、補うものイコール人工関節を使って補います。その手術をするということはサッカーをするのが難しい、ということになりました。
本人、ご家族の方が、サッカーを続けられる方法をもう少し探したいということで、全国の専門病院の先生のご意見をうかがいに行かれました。ですが、先ほど塚本選手が言ったようにどの先生も最終的には手術だろうということになって、手術を受けると決断されました。
あとは専門の先生の下で、手術、リハビリしていくと思います」

●渡邉誠吾代表:
「クラブとしての思いをお話します。
今は、本当に、サッカーの神様はかくも非情かと無念さでいっぱいです。塚本選手は豊かな才能をようやく開花させて、チームの主軸としての立場を築きつつあり、無念だと思います。深い愛情で塚本選手を育ててきたご両親、支えてくれたファンやサポーター、そういった人たちの気持ちを考えると無念な気持ちで、言葉に詰まって何もいうことは出来ません。
塚本選手はチームの一員であり、病魔と闘う塚本選手はチームと共に戦います。背番号2塚本泰史と共に今シーズンを戦います。
長い葛藤の末、手術と言う決断を下した塚本選手に対し、サッカーの神様は塚本選手が希望する道へ導いてくれると確信していますし、我々も望む道へ進めるよう全力でサポートしていきます」

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